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2012-08-15(水)

秘密の場所

カテゴリー: - BlueMoon @ 22:49:13

「今日は流星が見えるらしいよ」

ギターを弾いてた彼女に何気なく話しかけたら、突然立ち上がってもうずいぶん前から
予定してたみたいに言った。
「何してんの。出かけるよ」

「どこに行くの?」「まあまあ、いいじゃん」
どこに行くのかちっとも教えてくれない。
にこにこしながらすたすたと歩いて行く。

にこにこというよりニヤニヤだ。
小学生がいたずらするときの顔。チェシャキャットめ。

ついた先はいつものスタジオだった。

奥の方の壁にある小さなドアの前に立つ彼女。

え?このドアって中、パイプとか配電盤とか入ってるんじゃないの?
そういうとさらにニヤニヤしてじゃーん!と口で言ってドアをあける。
その先は階段だった

僕がびっくりして固まっている隙に、あ、飲み物持って行こうかなーと
冷蔵庫を開けて、ちぇビールがないじゃんとぶつぶつ言いながら
代わりにペプシを出す彼女。

あ、これ持ってとウクレレを渡される。

おそるおそる階段を上っていくと、そこは屋根の上だった。
彼女と並んで寝転がる。

「おー、なんかよく見えそう」「でしょ?でしょ?」
得意げな顔をしている。

「あ、あっちの方なんか見えた!花火だ」
ペプシを飲みながらしばらく花火を眺める。

「ところでなんでウクレレ?弾けたっけ?」「弾けない。えーっと・・・雰囲気作り?」

思わず吹き出して、ご機嫌な彼女の頭をぐしゃぐしゃ撫でた。


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