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2013-09-16(月)

本屋 彼女と彼の場合

カテゴリー: - BlueMoon @ 19:38:26

「おーい。」
不意に耳の後ろから声が聞こえて、僕は思わず読んでた本を
落っことしそうになった。

あーびっくりしたと僕が言うと

「びっくりしたのはこっちだよ」
頭をタオルでゴシゴシ拭きながら彼女はちょっと頬を膨らませる。

お風呂からでてきたらさっきとまったく変わらない形でいるから
電気つけたら?って言ったのに、ぜーんぜん返事ないんだもん。
寝てるのかと思った。

「ごめんごめん、ちょっと本に集中してて。」
僕はそう言って、栞を挟んで本を閉じる。
ホントだ。ずっと同じ姿勢でいたので、体が固まっている。

「コーヒーでも飲む?」
「コーヒーもいいけどお風呂あがりは冷えたビールでしょ。」
そりゃそうだ。僕は笑って冷蔵庫を開ける。

ビールはいい感じに冷えていて、僕は2つのグラスに注いで
いただきますと彼女と乾杯する。

「何読んでたの?」
「えーっと、拾ったパソコンがかわいくてだけどすごい性能で
でも秘密があって、みたいな感じ。本屋さんで同じ作者の新刊みて
読み終わってないの思い出したんだ。」

おもしろそうだね、と言ったので1巻を彼女に渡してお風呂に向かう。
でてきたときに、さっきと逆になりそうだなーなんてちょっと思った。


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